20018年12月13日㈭4限SW演習Ⅳの講義に、中部盲導犬協会 盲導犬総合訓練センター 生活支援部の佐藤洋子さんに来ていただきました。
佐藤さんは、「網膜色素変性症」という先天性の眼病をお持ちで、お医者様から「悪くなることはあっても、良くなることはない」と宣告され、実際徐々に悪化し、今は完全に視力を失っておられます。
もしも、ある日突然目が見えなくなってしまったら...どのように生活していけばよいかわかりませんよね。佐藤さんは、様々な人の支援を受け、中部盲導犬協会で働きながら一人暮らしもされています。盲導犬も佐藤さんの生活を支えてくれたパートナーでしたが、今は退役され、新しいパートナー(盲導犬)を待っているところだそうです。盲導犬については、ユーザーになるまでのお話しや経緯など、詳しく教えていただきました。
また、実際にお使いになっている視覚障がい者のためのiPhoneの便利な機能やアプリを、いくつか紹介していただきました。視覚障がい者の方にとって便利な機能やアプリが実はたくさんあることを知り、学生たちも興味津々で聞いていました。
そして、視力を失うまでのお話や見えないことで苦労されたことなどもお話しいただき、「目が見えないということ」がどういうことなのか、少し知ることができたと思います。