2019年1月10日(木)4限SW演習Ⅳのゲスト講師に、瑞穂区障害者基幹相談支援センターの相談支援専門員
丹有子さんに来ていただきました。
丹さんはお話の中で、「自分の一番根っこにある関心事は"権利侵害"」だと仰っていました。私たちには幸せになろうとする権利があります。けれど、その幸せは周りの人が決めてはいけない、幸せかどうかは本人にしかわかりません。障がい者の方も同じです。相談支援の仕事は、可能な限り本人が望む生活を実現できるように、サービスや社会資源、人と人とを"つなぐ仕事"だと仰っていました。また、地域の課題やニーズを把握して、地域の仕組みを変革できるよう働きかけることも、間接的に支援することにつながっているのだということでした。
この講義は、障がい者ご本人を含め、8人の様々な福祉分野の方々にお越しいただきました。講義を受けた学生に「ソーシャルワークとは何か?」と聞いた時、8人の講師の方々のお話が全て一つにつながって、その答えがしっかりと答えられると思います。