2019年10月31日(木)2限SW演習Ⅳ(手嶋雅史先生)の講義にゲスト講師として、安城更生病院のMSW柚原明日香さんが来てくださいました。
この講義では、病院でのソーシャルワーカーの役目と業務内容について教えていただきました。MSWとは、院内での他職種との連携、院外での多機関との連携のどちら共の架け橋となって利用者さんのために環境を整える仕事だということでした。
柚原さんは総合周産期母子医療センターの担当で、マンガ「コウノドリ」の舞台となった現場がまさに担当しているセンターということでした。
その現場で、柚原さんが実際に担当した2つの事例についてお話ししていただきました。どちらの事例にも共通して言えることは、利用者さんの気持ちに寄り添うには想像力がとても必要な力だということでした。自分が経験したことがないことを、利用者さんの話を聞いていかにその立場に立って気持ちに寄り添うことができるか。できそうでなかなかできない、時には利用者さんの気持ちに飲み込まれてしまいそうになる、とても技術のいることなのだと学生たちも感じたのではないでしょうか。