オーストラリアには、国公私あわせて40の大学があります(大学の一覧はこちら)。いずれの大学でも、積極的に留学生を受け入れています。在日オーストラリア大使館でも留学生(短期長期、学部、大学院を含めたもの)のプロモーションを積極的に行い、情報提供をしています。今年の留学生フェアは既に終わりましたが、日本の主要都市で実施されています(その情報はこちら)。
いま、首都のキャンベラに滞在して、昨日もオーストラリア国立大学でのワークショップに出席したので、当大学を例に留学生事情を少し紹介してみましょう。「インターナショナル・オフィス」という窓口で、留学生を扱っていて、そのウェブページは、こちらですが、これをみると留学のための情報や学生生活について、あるいは、奨学金についても触れられていて、かなりの情報をウェブサイトからも得ることができると思います。
広大なキャンパスを歩いているとアジアからの留学生をよく見かけますが、当大学が公開している資料を見ると、2007年の留学生の割合は24%で、5年前の2002年が15%であったので当時は、七分の一ほどであったものが、2007年には、学生の四分の一は留学生ということになります。多いですね。これは、オーストラリアの国家としての方針として、各大学は自助努力で学費収入を増やすことが義務づけられ、そのためにも、自国の学生だけではなく、留学生を増やそうとしているという事情があります。
しかし、同時に、オーストラリアという移民で成り立っている国家にとってもメリットがあるように思われます。つまり、自前で養成した留学生が学力や技術を身につけて出身国に帰るだけでなく、留学から移民へとステータスを変更してくれればこれまた望ましいことだと思われます。もちろん、大学自体、多様な社会文化を背景とする留学生を受け入れることにより、自国学生のカリキュラム外の多文化教育としても役立つことはいうまでもありません。
人間関係学部では1998年以来、毎年、シドニー大学ウィメンズ・カレジにおける4週間の海外研修を実施しており(今年は、新型インフルエンザの影響で中止となりましたが)、学生は短期間ではありますが、オーストラリアでの異文化体験を試してみることができます。
いま、首都のキャンベラに滞在して、昨日もオーストラリア国立大学でのワークショップに出席したので、当大学を例に留学生事情を少し紹介してみましょう。「インターナショナル・オフィス」という窓口で、留学生を扱っていて、そのウェブページは、こちらですが、これをみると留学のための情報や学生生活について、あるいは、奨学金についても触れられていて、かなりの情報をウェブサイトからも得ることができると思います。
広大なキャンパスを歩いているとアジアからの留学生をよく見かけますが、当大学が公開している資料を見ると、2007年の留学生の割合は24%で、5年前の2002年が15%であったので当時は、七分の一ほどであったものが、2007年には、学生の四分の一は留学生ということになります。多いですね。これは、オーストラリアの国家としての方針として、各大学は自助努力で学費収入を増やすことが義務づけられ、そのためにも、自国の学生だけではなく、留学生を増やそうとしているという事情があります。
しかし、同時に、オーストラリアという移民で成り立っている国家にとってもメリットがあるように思われます。つまり、自前で養成した留学生が学力や技術を身につけて出身国に帰るだけでなく、留学から移民へとステータスを変更してくれればこれまた望ましいことだと思われます。もちろん、大学自体、多様な社会文化を背景とする留学生を受け入れることにより、自国学生のカリキュラム外の多文化教育としても役立つことはいうまでもありません。
人間関係学部では1998年以来、毎年、シドニー大学ウィメンズ・カレジにおける4週間の海外研修を実施しており(今年は、新型インフルエンザの影響で中止となりましたが)、学生は短期間ではありますが、オーストラリアでの異文化体験を試してみることができます。