1月11日と18日の2日間、平成29年度の心理学実験の研究発表会が行わ
れました。心理学科2年生が数人ずつの16クラスに分かれ、前期で学んだ心理
学研究の基礎にもとづいて、それぞれが選んだテーマごとに半期かけて研究が行
われ、その成果が学会形式でプレゼンされました。TAとして各クラスの研究をサ
ポートした臨床心理学領域の大学院生が運営に携わり、発表者とフロアとで例年
以上に活発な討論が行われました。興味深い内容や洗練されたプレゼンには期待
以上のものがありましたが、実験担当教員8名の評価結果により、「印象形成~
顔と声でどれだけ印象は変わるか~」と「異性の存在が女子生徒の対人距離に及
ぼす影響」の2つの研究がとくに高い評価を得て優秀賞を受賞しました。科学と
しての心理学研究には苦しく辛い面もありますが、楽しさの体験を活かしてほし
いと思います。