2018年11月1日㈭ 4限に、ソーシャルワーク演習Ⅳの講義に、ゲスト講師として尾張東部成年後見センターの住田敦子さんに来ていただきました。
後見センターでは、判断能力が不十分な認知症の高齢者、知的障害、精神障害がある方の財産や権利を守るための支援をしています。
実際に住田さんが担当された、2つの事例をもとにお話しいただきました。
利用者さんご本人のための支援でなければいけないけれど、実際に支援していく中で、それがとても難しいことがあるという現実を話してくださいました。
また、3人のお子さんの育児と仕事を両立させている経験から、女性が働き続けるためのアドバイスもいただきました。
女性のライフスタイルが多様化する中、学生さんにとって、今後の自分のライフスタイルを考えていく上で、とても参考になったのではないでしょうか。
4限に引き続き、5限にソ―シャルワーク論Bの講義にもゲスト講師をお招きしました。
社会福祉法人愛光園が、大府市から委託を受けて運営している、大府市発達支援センター おひさまの施設長である東千恵子さんです。
おひさまでは、発達につまずきのある子どもたちに、遊びや訓練を通して、自立に必要な力を身につけられるよう支援しています。
この講義を受けた1年生は、児童福祉の分野に興味がある学生が多く、今回の講義では、実際の現場でのお話を聞くことができ、大変勉強になったのではないでしょうか。
また、こちらの講義でも、結婚・出産を経ても子育てと仕事を両立して、働き続けられたご自身の経験をお話ししてくださり、女性が働き続けるためのアドバイスもいただきました。ソーシャルワーク演習Ⅳの講義を受けた学生同様、自身の今後の将来を考えていくきっかけになったのではないかと思います。