10月27日(水)に、日進キャンパスにて、第五回椙山女学園大学ディベート大会が、人間関係学部の活性化事業として開催されました。人間関係学部の学生と吉田あけみ教授が、全国教室ディベート連盟東海支部の長谷部浩一先生をお迎えして、ディベートを楽しみました。ディベートとは何か、ディベートで培われる力等の解説を聴いたのち、大会論題の「日本は選択的夫婦別姓を導入すべきである。是か非か。」について、ワークシートを使って立論等を作成し、それぞれのチームが肯定側と否定側の両方の試合を経験しました。優勝チーム・ベストディベーターには記念品が贈呈されました。衆院選の争点にもなっている論題について、単に知識を得るだけでなく、多くの資料と向き合い、自分たちで反駁を考えたことによって、「論題に対する理解が深まった。」と話す学生がいました。「今まで一度も行ったことがなかった選挙に行き、国民審査もきちんと考えて投票したい。」と語る学生もいました。ディベートは単なるコミュニケーション能力の向上だけでなく、論理的な思考力の形成にも大変効果的であること、自分事として物事を考えるきっかけになること等が確認されたイベントになりました。