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椙山女学園大学 人間関係学部ブログ

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シドニー研修の最近のブログ記事

8月2日に出発し、29日に帰国予定でシドニー研修が行われます。同じく24日帰国予定でオークランド研修が行われます。

シドニー研修はこれまで、18回目となり、20年近い歴史を持っています。オークランド研修は2度目の海外体験をふまえて実施されるもので、期間は短いのですが、海外インターンシップ体験1週間を含んでいます。

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「国際化と人間」の海外研修として、今夏も8名の学生(他に国際コミュニケーション学部1名、教育学部3名、生活科学部5名)がシドニー大学ウィメンズカレッジで学んでいますが、その経過報告です。

プログラムは前半のenglish classが終了し、いまは最後のプレゼンテーションに向けて各学部独自の研究成果をとりまとめているところです。

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この海外研修プログラムは、現地で暮らすためのコミュニケーション能力を高めながら、さまざまな体験や自主研究を通して異文化理解を目指すもので、参加者たちは大いに迷ったり戸惑ったりしながらもたくましく適応しています。

2週目にはウィメンズカレッジ恒例のformal dinnerに招待され、イギリス寄宿舎の伝統を体験しました。formal dinnerとは、カレッジの学生全員が帽子とマント姿で食堂に勢揃いしてディナーを食べ、ゲストのスピーチを聴くという行事で、カレッジの学生たちが一斉にスプーンでテーブルを叩く中をゲストとともに入場し、ほとんどハリー・ポッターの映画の世界でした。

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数年継続しているCampbelltown Projectでは、シドニー郊外のCampbelltownという新興住宅地に出かけ、アートセンターでアート活動を通した地域貢献について学び、またマウリの人たちとダンスを踊りました。これらの活動報告や自主研究の成果はSydney Reportとして後日まとめられることになっています。

学生たちは31日に帰国します。

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私たちは、シドニー研修で、今日はNSWアートギャラリーに行ってきました。杉藤先生の通訳で、現地のフリーのアボリジニ学芸員のジョン・マンダインさんの説明でアボリジニ・アートについて学んできました。

日本では暑い夏が続いているでしょうがいかがお過ごしですか。まもなく、二回目のオープンキャンパスが始まりますね。ぜひ、参加して下さい。

なお、このシドニー研修には、人間関係学部のほか、生活科学部生活環境デザイン学科と教育学部が参加して、実施されています。

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8月28日(土)はシドニー大学のオープンキャンパスの日でした。
シドニー研修の期間中だったので、どんな様子かのぞいてきました。こちらではSydney Uni OPEN DAY と言って、1日だけ開かれます。キャンパス内のメインストリートには色とりどりの風船が飾られ、ドリンクやサンドイッチを提供する屋台が出ています。インフォーメーションでは、BAG OF THOUGHTSと書かれた洒落たバッグにパンフレットを入れて来場者に配っていました。

ミニレクチュアあり、学科説明会や入試説明会あり、各種相談コーナーあり、実験のデモ(化学や物理、数学の部門です)あり、学生引率の校内ツアーありと、ほとんど椙山の内容はオープンキャンパスと同じでした。

心理学科のミニレクチュアを聞いてみました。Sallie Andrewという学科主任がパワポを使って説明しました。心理学は行動の科学であり、広範囲にまたがる領域であること。1年次はメイントピックの導入と方法論、いくつかの専門科目を学び、2年次では統計や方法論、さらに専門科目に進み、3年次では異常心理学、アドバンスト統計、および専門科目の4ユニットを選択、そして4年次は専任教員の指導のもとにコースワークとリサーチプロジェクトを行うこと。卒業後はどんな進路があり、そのためには何をすればいいか、何を学べば社会でどのように利用できるかなども説明されました。専任スタッフ各自の研究についての提示があったことと、大学自体が教育成果にかなりの自信をもって学生を送り出していることが感じられ、興味深く聞くことができました。
心理学はここではサイエンスに属しています。臨床心理学の説明もありましたが、あくまで心理学領域の一部という位置づけでした。

かなり広い会場が満員で、親子連れが目立ちました。
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シドニー研修に参加している学生たちが学んでいるウィメンズカレジは、シドニー大学のキャンパス内にある学生寮のひとつです。以下はそのリストです。
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Mandelbaum House
St Andrew's College
St John's College
St Paul's College
Sancta Sophia College
Wesley College
Women's College
International House
 




1997年から2003年まで、ウィメンズカレジの校長だったQuentin Bryce先生が、オーストラリア総督であることは、以前に触れましたが、この7月にウィメンズカレジを訪問されたそうで、そのことが、当地の新聞のシドニー・モーニング・ヘラルドの記事になっています。
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英語のクラスを終わって、シドニー博物館(Museum of Sydney)と社会的公正博物館(Museum of Social Justice)に出発の前に、ウィメンズカレジの玄関前の階段での集合写真。みんな元気で張り切っています。

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シドニー大学のウィメンズカレジは、オーストラリアで一番最初にできた女子学生寮で、長い歴史と伝統を持っています。イギリスの伝統を引いて、学生寮は独自の教育プログラムも持っていたのですが、現在では、私たちのような、短期研修の受け入れという形で、学生寮での教育が行われているのです。

ウィメンズカレジのことについては、昨年、このブログで書きましたので、そのリンクを張っておくことにしましょう(人間関係学部のシドニー研修の写真を発掘しました)。オーストラリアの各界をリードするのが、このウィメンズカレジを卒業した学生たちなのです。

私たちの学生も一緒に昼食をとります。カフェテリア方式で、自分で好きなものを好きなだけとるというやり方です。毎日メニューが変わります。次には、その写真を載せることにしましょう。
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2010年のシドニー研修、8月7日に名古屋を出発し、ソウル(ここで、先発していた生活科学部の学生と合流)を経由して、8日からさっそく授業が始まっています。

なれないホームステイ先の家族とのトラブルやら、また、電車やバスを乗り継ぐ通学にも、1週間が経ってようやくなれてきたところです。みんな元気いっぱいに過ごしています。

今年のシドニーの天候は、普段通りですが、それでも平年に比べて数度低いようです。日中、20度を超える日があるはずなのですが、この1週間は18度ぐらいでした。まあ、名古屋の冬(シドニーは一番寒い7月末をすぎて、春にむかっているのですが)に比べて、まだ、しのぎやすいと言えます。でも、30数度の酷暑の名古屋からやってくると、寒いことには違いありません。風邪ひきが一人出ましたが、なんとか乗り切ったようです。

今週、ちょうど大学のサーバーシステムが更改されるにあたり、このブログも更新できませんでした。お詫びいたします。
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8月7日から9月3日にかけて、シドニー研修が実施されます。

本年度の参加者は、人間関係学部からは9名、教育学部かと生活科学部をあわせて、26名が参加します。

シドニーは季節は冬、といっても、今日の最高気温が16度とのことですので、名古屋と比べると11月とか3月の感じでしょうか。とはいえ、現在の名古屋の気温は30度を連日超えていますから、体感気温としては、とても寒く感じられると思います。参加する学生たち、風邪など引かずに楽しんできてくれることを期待しています。
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8月になりましたね。大学は、まだ、数日前期の期末試験の日程や集中講義が残っていますが、8月7日、今年度のシドニー研修の学生たちが出発します。

さて、今年の海外研修では、どんなエピソードが生まれるでしょうね。

今年は、人間関係学部からは、9名。ほかに、教育学部、生活科学部の学生たち、合わせて、18名との合同のプログラムです。昨年は、新型インフルエンザのためにやむなく中止になっていましたが、今年は問題なく開催されます。
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ロンドン在住で、演劇学校への入学をめざす川上志野さんからのたよりを転載します。7月13日にメールが届きました。1999年のシドニー研修に参加した彼女について、このブログの「人間関係学部のシドニー研修の写真を発掘しました」でも触れています。

一昨年、彼女が名古屋で劇団活動をしているらしいという風の便りを聞いていたのですが、ロンドンに飛ぶとは、驚きですね。今度、機会があれば、いきさつを詳しく聞いてみたいと思います。


「土曜に演劇学校の試験を受け日曜に引越しをしたところです。今まではホームステイをしていたのですが、フラットに移りました。キルギスタン出身のご夫婦と一歳の娘さん、日本人女性3人と一軒家をシェアしています。
今回移り住んだ地域はユダヤ系の住民の他、韓国・日本からの留学生、トルコ・東欧出身の長期滞在者といった様々な国籍・状況の人たちが暮らしています。ホームステイ先の閑静な住宅街とはまた別の雰囲気です。こちらに引越しした理由は、日本料理店が数件ありアルバイト探しが便利なこと、安全な地域でありながら外国人が多いため物価が多少安いことです
現在、演劇学校の試験結果と履歴書を持参した日本料理店からの返事を待ちつつ、今後こちらでどう過ごそうか考えているところです。」

ロンドンは、とりわけ、多民族が集まり住む町になっています。地域によっては、治安が悪かったりするようですし、また、物価がとても高い町としても知られています。それでも、旧イギリス植民地ほか世界各地から人々が集まって学びや仕事をもとめる活気あふれる町になっているのですね。
志野さん、ご活躍を祈っています。

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私たちの学部では、1998年以来、毎年8月、オーストラリア連邦シドニー市にあるウィメンズ・カレジ(シドニー大学)にて、短期研修を行っています。今年は、残念ながら、新型インフルエンザのために、椙山女学園大学のすべての海外プログラムが、少なくとも9月までは実施しないことが決定されてしまいました。本学部のシドニー研修も中止となってしまいました。大変、残念なのですが、来年は、気分一新、ぜひ実施したいと思います。

さて、先日、学部の資料庫で、海外研修の資料がみつかり、写真がでてきました。その写真にちなんで、いくつかのエピソードをご紹介しましょう。

発見された一枚の写真がここに掲載したものです。ここに写っているのは本学の卒業生、川上志野さんです。彼女の携帯電話にメールを送って、写真が見つかったと知らせました。すると、ロンドンから返事が来ました。彼女は、昨年から、ロンドンに語学留学中で、この9月に演劇学校に進学すべく、準備中とのことです。がんばっていますね。彼女からのメールは別に紹介します。

19990827Shino_web.jpg1999年の修了式は、校長のクウェンティン・ブライス先生のご出席のもと、執り行われました(写真)。
なお、もう一人いっしょに写っているのは英語担当のパメラ・ライリー先生です。パメラは、数年前、引退してしまい、われわれのプログラムから離れてしまいました。残念です。

さて、実は、ブライス先生はその後、オーストラリア総督に就任されたのです(2008年9月)。
オーストラリア総督とは、国家元首であるエリザベス二世陛下(オーストラリア憲法は、イギリス国王を国家元首としています)の名代として、オーストラリアに常駐するポストで、いわば、オーストラリアの国家元首(代行)という訳なのです。ブライス先生は法律家で、女性差別撤廃運動などにも関わり、大学や行政にも手腕をふるってこられました。そうした業績をふまえ、オーストラリア初の女性総督として就任されたのです。

本学部の海外研修先のウィメンズ・カレジは、1881年にシドニー大学のキャンパス内に設立された女性のためのカレジです(シドニー大学は1850年設 立)。 オーストラリアのカレジというのは、たとえば、イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学における多数のカレジと同様に、独自の教員組織とカリ キュラムを持つ全寮制の教育体制ととして発足しました。現在は、そうした機能は持たなくなりましたが、それでも、教室や図書館、ホールなどをもつ学寮として、現在も 多数の女子学生が所属して、シドニー大学で学んでいます。

クウェンティン・ブライス先生のプロフィール(英文)
第25代オーストラリア総督の宣誓式(英文)
ウィメンズ・カレジのウェブページ(英文)

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