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心理学実験装置展示コーナーができました

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1879年、ヴントWundtによりドイツのライプチヒ大学に世界初の心理学実験室が開設されたことで心理学は成立したとされています。それ以来、実験心理学は、経験科学として物理学的な方法を用いて人間の心を測る研究を続けてきました。日本以外の諸外国では、心理学科が多くの場合、理系の学部に置かれている理由もここにあります。各種実験装置を作り出し、それらを用いて厳密に生理的指標や行動を測り、心理量と物理量との関数関係を表現することで人間の心を探る、という研究の歴史がありました。(人間関係学部の心理学科は文系ということもあり、もっと身近な"柔らかい"心理学になっているので、安心?して下さい。)

京都大学文学部には「心理学古典機器博物館」があり、20世紀初めの頃に購入され使用された歴史的実験装置が展示されています。見学したい人は以下の博物館サイトに行けばデジタル展示を見ることができます。

http://www.psy.bun.kyoto-u.ac.jp/museum/index.html

人間関係学部心理学科は、学部創設当時は心理学専攻でしたが、その後、臨床心理学科、心理学科と改組を重ね、2011年現在、24年が経過しました。心理学実験は学部創設当初から必修の授業として各種の実験を課題にしてきたため、何種類もの実験装置が用意され、授業で使用されてきました。またこれまでに実験心理学を専門とする教員も何人か在籍し、自身の研究に関連する実験装置を入手してきた経緯があります。20世紀末以降という限定された期間、新興の小さな心理学科で用意できる予算という限られた範囲だけで揃えたものですが、心理学科にもいくつかの歴史的装置が残っているのです。

今月から、授業では使用しなくなった心理学科における古典的実験装置群を実験室内に展示し、歴史的資料とすることにしました。場所は2−110実験室の窓側コーナーです。このような装置で何が測れるのか、どのように使うのか、なぜこのような装置群が必要だったのか、こうした装置はいまではどのように進化(変化)しているのか・・・古めかしい装置を目の前にして、いろいろ考えを巡らせてみるのも楽しいかもしれません。見学希望者は心理学共同研究室まで申し込んで下さい。

この展示のために実験室を整理し古い装置を磨き配置を工夫し表示パネルをデザインしてくれた鈴木文月助教と心理学共同研の河邉麻美さんに感謝します。ふたりの尽力がなければこの展示は実現できませんでした。

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