1月12日と19日の2週にわたって、心理学実験の自主課題発表会が306教室で行われました。今年度から始めた試みですが、数人ずつのグループに分かれて、各グループで自主的に研究テーマを決め、研究計画を立案、実験や調査や観察の実施、データ処理、そして発表という「ミニ卒論」スタイルです。初めての
体験で戸惑いがあったり、授業時間外でも集まってデータ処理をしなければならなかったり、パワーポイント作成で壁にぶち当たったり、多くの困難があったと思われますが、それらを乗り越えて、「女子大生の化粧・被服意識と性格の関連性」「顔文字の有無による感情伝達の効果」「友人が好きなものを自分も好きになるか」「幼児の対人距離」など、興味深い研究発表が続き、予想以上に見ごたえのある発表会になりました。後輩たちの覚束ない作業を暖かく見守ってくれた院生TAの役割も重要でした。2年生にとって、自発的な学びとはどういうものか、その苦労も楽しみも少しは体験できたのではないかと思われ、今後がおおいに期待されます。ぜひ2月1日予定
の卒論発表会に参加して、自分たちの研究の発展型を見て下さい。


